第三回【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動分析」

わかりやすいABA(応用行動分析)シリーズについて

こんにちは。ふぁみろぐです🍀

このシリーズでは、私が7年間携わってきた療育のお仕事から、ABA(応用行動分析)を使った発達支援、子育てについて、いくつかのパートに分けてお話ししています!
前回の投稿をまだご覧いただいていない方は①からぜひみてみてください!

 ①【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「基本概念」
 ②【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動分析」
 ③【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動分析(実践編)」(今回)
 ④【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「誤学習と行動の履歴」
 ⑤【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動の強化の仕組み」
 ⑥【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動の強化の種類」
 ⑦【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動の強化(実践編)」
 ⑧【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「きっかけの提示」
 ⑨【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「きっかけの提示(実践編)」
 ⑩【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「環境設定」

※現時点での予定です。変更がある場合があります。

今回は、三回【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動分析(実践編)」です。

【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動分析(実践編)」

※第二回 わかりやすいABA(応用行動分析)「行動分析」より抜粋
ABA(応用行動分析)の4つの行動分析シート

前回の記事では人間の行動は4つの理由に分けられるというお話をしていきました。

先に進める前に、実践的に考えてみる練習をしてみたいと思います。

親御さまはもちろんのこと、発達支援に従事したばかりの初心者の方も考える練習になると思いますので、ぜひ考えてみてください。

ABC行動分析(行動の理由)練習問題①

では、早速練習問題に入っていきます。

次の場合、行動の理由はどれに当てはまるでしょうか。

ABA(応用行動分析)のABC分析、行動の理由の練習問題

なかなか慣れていないと難しいと思いますが、いかがでしょうか。

さて、私の見解は・・・

ABA(応用行動分析)のABC分析、行動の理由の練習問題

「回避」でした!

なぜかというと、結果を見ると、他の遊びを提案されて、そっちでは楽しく遊んでいます。

つまり、この子は「お絵描きをしたくなかった」と推測することができるので、嫌なことを避けるための「回避」的な行動であったと考えられるのです。

この場合の対応の仕方としては、「クレヨンを折る」というのはやはり困ってしまうので、

「やりたくなかったらやりたくないっていうんだよ」と正しい行動を促すのが私としてはベストだと考えます。

※対応の仕方の考え方ついては第五回【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動の強化の仕組み」で解説していく予定です。

ABC行動分析(行動の理由)練習問題②

それでは、こちらのケースはどうでしょうか。

ABA(応用行動分析)のABC分析、行動の理由の練習問題

さっきと同じ行動ですが、結果や環境が違いますね。

さて、私の見解は・・・

ABA(応用行動分析)のABC分析、行動の理由の練習問題

「要求」でした!

今回は結果を見ると、他の色のクレヨンをもらったらこの子はお絵描きを始めました。

つまり、この子は「お絵描きをしたくなかった」のではなく「青色のクレヨンでお絵描きをしたかった。」と推測することができます。

なのでこれは、欲しいものを手に入れるための「要求」的な行動であったと考えられるのです。
(ピンクのクレヨンが嫌だったという「回避」と捉えてもいいかもしれません。)

適切な対応としては、やはり「クレヨンを折る」のではなく、

「青色のクレヨンで描きたい(要求)」っていうんだよ。もしくは「ピンク色のクレヨンを変えて(回避)」と正しい行動を促すのが私としてはベストだと考えます。

ABC行動分析(行動の理由)練習問題③

続いて、こちらのケースはどうでしょうか。

ABA(応用行動分析)のABC分析、行動の理由の練習問題

このケースも、同じ行動ですがまた結果や環境が異なります。

さて、私の見解は・・・

ABA(応用行動分析)のABC分析、行動の理由の練習問題

「自己刺激」でした!

今回の結果を見てみると、他の色のクレヨンをもらったのにまた折っちゃいましたね。

つまり、この子は「お絵描きをしたくなかった」のではなく「折る」という行為が楽しいと推測することができるので、クレヨンを折ることで得られる手の感覚を気に入った「自己刺激」的な行動であったと考えられるのです。

このケースの場合、全てのクレヨンを折るまで楽しむ可能性があるので、対応としては、

折るのは〇〇だけね。とお約束をした上で、本人が欲している感覚が満たせる別のものを渡す、のが私としてはベストだと考えます。

この子の場合は、おそらく感覚探求が関係しているので個人の特性を理解してあげる必要がありますね。

※感覚探求についても後日別の記事でまとめます。

ABC行動分析(行動の理由)練習問題④

それでは最後に、こちらのケースはどうでしょうか。

ABA(応用行動分析)のABC分析、行動の理由の練習問題

最後です。悪いことをわざとやってる感じですね。

さて、私の見解は・・・

ABA(応用行動分析)のABC分析、行動の理由の練習問題

「注目ひき」でした!

今回の結果を見てみると、折ることで周りが笑っていてそれを楽しんでいますね。

つまり、この子は「お絵描きをしたくなかった」のではなく「折る」ことで周りが笑ってくれることを期待していると推測することができるので、周囲の注目を集めたい「注目ひき」的な行動であったと考えられるのです。

このケースの場合、あまり良くない注目の取り方を学習してしまうので、対応としては、

「みて欲しいときはみてみてっていうんだよ」「用がある人は先生を呼んでね」など、より適切な注目の取り方を示してあげるのが、私としてはベストだと考えます。

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さて、いかがだったでしょうか。

今回の実践編では、全て「クレヨンを折る」という行動で考えてみましたが、4つの行動の理由、全て登場しましたね。例え、同じ行動だったとしても一概にこれだ!と決めつけられるものではないのです。

それぞれで簡単に紹介した対応の仕方も異なるものだったと思います。

前回の記事でもお伝えしましたが、場面に合わせた適切な分析と、その分析に基づくベストな対応を検討することは、お子さまの生活スキルを引き上げることにもつながり、それが周りのストレスを下げることにもつながると思うので、一緒にこれからも考えていければと思っています。

もし、お子さまについてお困りのことや悩みがある方は今だけ初回のご相談は無料でおこなっているので、ぜひご相談お待ちしています^^

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第三回【図解】わかりやすいABA(応用行動分析)「行動分析」” に対して1件のコメントがあります。

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